未来を見据えて
愛和病院は今年、開院52 周年を迎えます。おかげさまで1 月には開院以来95,000 人目の赤ちゃんがご誕生する予定となっており、大変嬉しく思います。長きにわたり、地域の皆さまの周産期医療に貢献できましたことに、心より感謝申し上げます。
近年、妊婦の皆さまから無痛分娩へのご要望が多く寄せられております。当院では、年々需要が増える無痛分娩に対応するため、麻酔科医と産婦人科医が連携し、安全に十分配慮した無痛分娩を提供しております。 選択肢の一つとしてどうぞご検討ください。
また、昨年は当グループが運営する産後ケア施設パタニティ・マタニティハウスの利用者数が過去最高を記録いたしました。産後のご家族を支える当院の取り組みが、地域の皆さまに必要とされていることを改めて認識した次第です。 これからも川越市を中心に、地域と連携しながら包括的な子育て支援を推進してまいります。
令和6 年の出生数は70 万人割れが予想されております。少子化は周産期医療を取り巻く環境に大きな影響を与えていますが、 私たちは、長年にわたり地域の皆さまに支えられてきた歴史を大切にしながら、時代の変化に柔軟に対応し、常に進化し続ける病院でありたいと考えております。 本年も、職員一同、地域の皆さまの健康と安心に貢献できるよう、一層の努力を重ねていく所存です。
引き続き愛和グループに温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年1月
医療法人愛和会 理事長上里 忠司